2007年11月28日

進路 このエントリーを含むはてなブックマーク

進路

めちゃめちゃキレる優秀な学生がいるとする。

人徳もあって、ただ、ビジネス経験はなし。


今の時代、彼に勧めるべき進路は、

  1. 国家公務員一種に合格し、公僕となる
  2. 博士号を取得し、アカデミズムの世界に進む
  3. 一流大企業の総合職または研究・開発職に就く
  4. 高度な資格試験に合格し、プロフェッショナルとなる
  5. 外資系企業に入社し、高度専門職に就く
  6. 将来有望でエッジの効いたベンチャー企業に就職する
  7. とりあえず起業してみる

のどれだろうね。他には何があるだろうか?

彼のベクトルの向きによると言えばそれまでなんだが。


1,2,3と4の一部は旧来のエリート。伝統があり、安定路線。

4の一部と5,6は現在の流行。中くらいのリスクで、高い賃金。

7は次の時代だろうか。リスク最大だが、雇われない人生、当たれば青天井。


増田の意見・若者への望みを訊きたい。

http://anond.hatelabo.jp/20071127121328

「サラリーマン経験」のためにコネで某企業へ籍だけ入社

同時に知人代議士の秘書見習いとして同行

http://anond.hatelabo.jp/20071127125731

そして総理大臣になる、ですか?

http://anond.hatelabo.jp/20071127121328

とりあえず、一般的な話として。

7をお勧めできればいいんだろうけど、今の日本では酷だよね。

スピンアウトも視野に入れつつ、1、3、5で経験と人脈を積むとか。

http://anond.hatelabo.jp/20071127121328

将来有望でエッジの効いたベンチャー企業に就職する


これじゃないかな。

もっといえば真のベンチャーではなく、ひと段落したベンチャーかな。

成功体験後の。そこでノウハウ積んで独立がいいとおもうよ。


あと、番外で提案できるのは、

・野に放つ。

かな。

素浪人になって仕官先をさがすもよし、同士を集めて勃興するもよし。

この時代なら本人が優秀なら野に放つのが一番なきがするな。

いろんな人とあってパートナーを探したり。

本人がモチベーションもってやれることをやるのが一番力を発揮できるからね。

優秀であればあるほどいまはどこにでも位置取りできる遊撃手的なスタンスが活躍できるように思うよ。



以下、偏見にまじった自分の時代感。


国家公務員一種に合格し、公僕となる

→ 今は待遇としては地方公務員の方がいいし、これから官僚になると、

今後20年一番悪いタイミングで苦渋を味わうことになるかもしれない。


博士号を取得し、アカデミズムの世界に進む

→ 悪くはないが、国内で取得する一般博士号ほど食えないものはない。

現状を説明し、それでも本人が望んだ場合のみで薦めてやらせるものではない。


一流大企業の総合職または研究・開発職に就く

→ 現段階においては大企業は今後特定分野を除いて分社化していく方向。

特定分野においても将来的にはセグメントが分けられる可能性が高く総合職としては魅力はあまりない。

研究職につくのなら大企業のほうがよいが、

優秀な人材であればあるほどアイドリング期間が長く感じられて途中で脱落したら身もふたもない。


高度な資格試験に合格し、プロフェッショナルとなる

→ 士業でくっていけるのはごくわずか。弁護士のような資格をとってものき弁などでやっていくしかない。

結局は本人の活動以上には大きくできないので、

会計士+中小企業診断士などのあわせ技で組織化して大きく活動していくよりない。

現段階で先陣達が切り開いている分野であり、10年後は明るいかもしれないが、

ひとつの資格で一生食っていける時代ではなくなった。


外資系企業に入社し、高度専門職に就く

→ 外資系も日系も結局はその組織の体質によるので、

全体的な系統と組織としての系統を混同しないほうがよいとおもう。


将来有望でエッジの効いたベンチャー企業に就職する

→ 一緒に興すならともかく後のりで「就職」するという考え方ではままならないとおもう。

本人がやりたいのであれば留めはしないが蓄えや資産は別に必要。


とりあえず起業してみる

→ ビジネス経験がまったくないのは問題かもしれない。(実家が商売をしているなど素養があれば別)

どのように優秀なのかわからないのでコメントできない。

やることも決まっておらず、資金もないのであれば会社を無理におこすこともない。

素浪人で十分だ。Neetになって放浪しながらビジネスシーズでも捜せばいいじゃない。

http://anond.hatelabo.jp/20071127224615

ふむふむ。


しかしいくら優秀でも、新卒で参画したベンチャーがコケてしまったら、どうするのだろう?

実績がない若いうちだと、引き取り手がないのではなかろうか。

浪人などしようもんなら尚更では?


ご両親にもどう説明するやら。。

http://anond.hatelabo.jp/20071128013424

いやいやいや。

会社都合での会社解散ほどいい経験はないのでは?

会社都合での解雇とかなら失業保険すぐでるしね。別に他の会社に理解がないわけではない。

先日あった某ベンチャーの社長さんと専務さんは、

前の会社がつぶれて創業したっていってたぞ。


それに実際社会人として上にいくと会社のひとつふたつ整理する機会はかならずくる。

どんな大きな会社になってもだ。

また会社が多く挑戦的であればあるほどそのような機会は避けようがない。

会社までいかなくとも事業所の整理とかね。

本体にダメージださないようにサブで新事業立ち上げたけどダメでしたみたいな話は実によく聞く話。

会社がダメになる瞬間を最終責任者ではなく味わうのは非常に有意義なことだとおもうな。

(のちに志があるならなおさら。)


当事者でさしたる挫折体験もないまま本業でコケてしまうことほど怖いことはない。

ビジネスなんて失敗の連続なんだから、いかにコケたときにダメージを軽減させるか受身こそが重要なわけじゃない。

成功体験には学べるところは少ないけど失敗から学べることは実に多い。

若いうちの失敗こそ最大の財産だとおもうけどね。

ま、負け癖がつくんはよくないとは思うけど・・・。



あと、ご両親がそういうところに理解ないようであれば、そんな橋は渡らないほうがいい。

極端な心配性の親とかいるからね。

身近な人に心配をかけないために冒険をしないのも大切な生き方だと思うよ。

親に心配をかけてでもやりたいのかとか、心配をかけない範囲でやりたいのかとか、

そこらへんは親とちゃんと相談しなよというところ。

もうとてもパーソナルな問題なので一概にはいえないよ。


ただ、身近なひとの理解も得られないのであればスタートでこけてることには間違いない。

http://anond.hatelabo.jp/20071127121328

博士号を取得し、アカデミズムの世界に進む

これはどう考えても安定路線ではないし、失敗のリスクが高すぎる。

posted by tsukamoto at 06:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/69765000
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。